月別アーカイブ: 2023年9月

はじめに

肖像写真や遺影写真など作るときに、写真を入れたい額が決まっている場合があります。例えば、歴代の役職の方々の肖像写真と同じ額に入れたいとき、遺影写真で配偶者と同じ額にしたい、また先祖代々同じくらいのサイズの額にしたいなどの場合です。

そのような時は、額の寸法を測ってから写真を作る工程に入ります。一番簡単なのは、お客様に額縁をご持参いただくのが間違いないのですが、出来ない場合は、額の寸法を測って教えて頂ければご希望どうりの額入り写真がつくれます。今回は、そのための、写真額の寸法の測り方をメインにご説明していきます。

2パターンあります(マットありorなし)

寸法を測るにあたって、まず最初に決めておくことがあります。額の中に厚紙の枠が入っており、マットといいますが、写真をマットなしで額に入れるか、またはマット付きにするかを決めます。歴代の役職の方の肖像写真は、マット付きが多いです。上品な感じに仕上がります。遺影写真などは、マットなしが多い印象です。でもマット付きでもできます。この二つで測るべき寸法が少し違います。まず、マットなしの場合の測り方をご説明します。

マットなしで作る場合の額の寸法の測り方

マットなしの場合、以下に写真のように額を裏面にして、①裏ぶたの横の長さと、②裏ブタの縦の長さをmm単位で測ります。これらは額の内寸といいまして、作る写真のサイズがこれでわかります。

次に、額の外側のサイズを測ります。③額の外側横の長さ、④額の外側縦の長さを測ります。これで額の大きさがわかります。これら①~④を測ればOKです。

  

写真額のサイズの測り方(画像No1)

マットありで作る場合の額の寸法の測り方

マット付きで額入り写真を作るときは、まず上記と同じように、額の ①裏ぶたの横の長さと、②裏ブタの縦の長さをmm単位で測ります。

次に③額の外径横の長さと④額の外径縦の長さを測ります。(=額の大きさ)

最後に、額の内部に入っている厚紙の中枠の内側(中枠窓)の、⑤横の長さと⑥縦の長さを測ります(=写真のサイズ)。以下の画像No2で、ご確認ください。

写真額のサイズの測り方(画像No2)

以上の①~⑥の寸法がわかれば、きちっと写真が額に収まった立派な写真ができます。

その他

追加でご確認するのは、額縁の種類・色・素材などです。大まかに賞状額(黒と茶色の斜めの縞模様)・木製額・黒縁額・カラー額などがあります。また、写真を覆うものがガラスか、PETなど軽い素材かなど。さらには、スタンド付きが良いか、なしでよいかもお聞かせください。どのような場所に置きたいかとか、管理できる頻度とか、小さいお子さんがいるかなど、さまざまな条件にて、お客様のニーズに合う額が違ってきますので、ご依頼の際はご協力お願いします。

まとめ

今回は、肖像写真や遺影写真を入れたい額が決まっているときの、寸法の測り方についてご説明してきました。上記の①~⑥の六ケ所の長さを測ることで、同じ大きさの額と写真が作成できます。なお、マット(厚紙の中枠)がいらない場合は、①~④の四か所の長さだけ測ればOKです。額をご持参出来ないときは、これらの寸法をご連絡いただければぴったりの立派な写真ができます。今回は、額の測り方についての豆知識でした。