佐藤写真館

合足トンネル開通おめでとう

昭和64年1月5日

〝合足トンネル開通おめでとう″心からお祝い申し上げます。より速く、より近くは誰でも等しく願うところだ。蛸ノ浦、長崎の人たちの喜びも一入(ひとしお)だろうと思われる。狭い道路を騒音と粉塵をまき散らし、目的地・綾里へと通過して行く車をオロオロしながら何年と眺めて暮らしたことであろう。危険を抱え、無駄な神経をすり減らし、その間には哀れ事故の犠牲者も出たであろう。

新トンネルを

蛸ノ浦、長崎の人達の交通戦争もやっと終わり、元の静けさがよみがえったように思われる。それにしても児童、生徒の重要な通学路である清水、永浜の人達には気の毒だ。私が思うにはその開通の喜びも半分以下ではないかと思う。朝夕のラッシュの時間など、ドライバーたちはどんなに気苦労することだろう。また通学の自転車の人達も命がけであろう。羊腸のごときカーブの連続だ。自然の地形だとか、やむを得ない・・・で済ますのはあんまりだ。

そこで私の愚案を申し上げたいと思います。過日、三陸町に綾里野形のリゾート開発の提案を投稿した時も、構想の一つとして書いたが、永浜-野形間のトンネル掘削をしたらどうだろうか。長い間、九十九曲がりを四時間もかけて越えたが、峠の頂上から南面下の谷を見下ろせば、合足峠と山の幅はあまり変わらないように見える。合足トンネルは四百メートルだが、私の目測では同じぐらいの掘削だろうと思われる。大船渡-綾里間は、十分あまりで通れると思う。それに赤崎町山口付近から赤崎中学校を、山一つ越せば永浜だ。専門家でもないのに悪い癖が出て、思ったこと感じたままを書くので、悪しからずお読み下さい。愚考が実現すれば赤崎-蛸ノ浦間のバイパスが完成することになり、綾里-大船渡間はより近くより速くなり、産業経済、観光面にも大きなメリットが期待できると思う。

綾里と最短

この事業は、三陸町との共同でやるべきで、綾里とは最短で、これより近い所はないと思う。三陸鉄道は十五分、永浜トンネルは十数分と便利になり、綾里に通うドライバーたちは、合足に行く人たちより先に綾里に着くことだろう。

合足、長崎、蛤ノ浦方面の自転車通学の中学生たちにも楽しい通学路となることを心から願うものである。